HOME    統一感    いちいち驚き    なごやかに    お色直し    エンディング
 
  理想の結婚式
 〜名古屋の結婚式場より〜
 

 予想外に生まれた統一感

結婚式当日。

受付に立っていたのは、やはり赤のワンピースを着た人と、白のドレスっぽいミニワンピのお姉さん。

男性は圧倒的に黒が多い気がしたけれど、濃いグレーの人もけっこういた。
男性には赤の指定はなかったのか、と思いきや。ネクタイや、ちょっとした小物に赤を使っている人も見かけられた。

だんだんと集まってくる人。
これが。
人数が増えれば増えるほど、素敵なんですよ。
会場のテーブルにセットされたお花も、白と赤。
そして、ところどころにオレンジ。
これがけっこう栄えるんです。

新郎新婦の母親らしき人たちは、留袖姿だったけれど、やはり黒が基調なので、全然違和感なく、周囲の雰囲気にマッチしている。
新郎新婦の父親は、モーニング着用なので、すぐにわかった。
当然、こちらも黒なので、全く違和感はない。

こんな素敵な集まり、結婚式というより、何かのパーティみたいな雰囲気もあった。
年配の方は、留袖か礼服にコサージュという出で立ちが、やはり多かったです。

人数的に、赤を着ているひとは、多くはなかったけれど、その色から目立っていて、それなりにポイントを十分に効かせていた。
そこに登場した、新郎新婦は、当然真っ白な衣装。

こんなに、気分良く参加できる披露宴って、初めてかもしれない。
まるで、会場全員が主役みたいな?
そんな気分にもなれちゃう。

きっと、招待状をもらって、はっ?と、違和感や、反発を感じた人がいたとしても、この雰囲気を味わうと、そんなことは忘れてしまっているだろう。

キャンドルサービスを回る新郎新婦への、拍手や、声をかけている内容から、それは容易に推測できた。
真っ白なキャンドルに、当然、赤いリボンが結ばれている。
良く見ると、座席表の名前のところにも、小さな赤いバラがあしらわれていたし。
いちいち目につくものがおしゃれだ。

これって、誰の提案なんだろう。
わたしも結婚雑誌を見たことはあるけれど、こんなプランは聞いたこともなければ、目にしたこともない。
これから先、流行ったりして、なんて、思ってしまった。

ちなみに、同じテーブルには、初対面の男性もいたのですが、この話題をきっかけに、自然とお話もすすみましたよ。

会場の一体感も手伝っているのですが、話題のひとつとしてはとても良いものですね。


 


Copyright(C) Ideal Husband type All Rights Reserved.