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  理想の結婚式
 〜名古屋の結婚式場より〜
 

 お色直しまで、なごやかに

途中、お色直しのために、新郎新婦が退座。

わたしの予想は、新郎が黒のモーニングで、新婦が真っ赤なドレスってところかな。
そんなことを考えながら、食事を楽しむ。
すると、その間にも心遣いが。

新婦の趣味仲間だというお友達が、ベリーダンスを披露してくれたのです。
なんでも、このためだけに、来たのだとか。
新郎新婦とは、前打ち合わせで十分、お祝いを伝えているから、と。

おどろいたのは、参加者から2人、踊りに出ていたのです。
良く見ると、上着の下は、ベリーダンスの衣装だったんですね。
キラキラしているな、とは思ったけれど、まさかダンスの衣装だとは、思いもしませんでした。

会場の後ろがやたら広いのが気になったのですが、このためのスペースだったのですね。
合計3曲、踊ってくださいました。
たぶん、15分程度だったのではないかとおもうのですが、見入ってしまったので、あっという間に時間も過ぎます。

驚いたのは、そこまでは広くないスペースに7人。
ヴェールをひらひらさせながら、上手にすれ違ったり、回転したり。
限られたスペースなのに、くるくると位置を変えながら、上手に踊ることってできるんですね。

そして、2曲目。
1曲目を踊ってくれた人たちが、笑顔で手をふりながら退座し、変わりに入ってくる人たち。
まったく違った雰囲気の衣装だったのです。

今度は5人。
皆、髪の毛をアップにし、ふわふわに盛った髪に、お花の飾りがついていてかわいらしい。その花が白か赤。
5人の履いたスカートは、色とりどりでしたが。
その手に持たれていたのがタンバリン。

タンバリンで顔を隠して、タンバリンを持つ手がフラメンコか何かを連想させるように、肘がまっすぐ横に突き出ている。
タンバリンを持っていない方の手は腰。

一瞬、フラメンコが始まるかと思うようなかっこいいポーズ。
音楽が鳴ると、満面の笑顔で踊りだす。
フラメンコとは違い、かわいらしいイメージの踊り。

途中、タンバリンを投げ合って受け取ったり、タンバリンのこんな使い方があったなんて。
ベリーダンスとタンバリンと聞くと、イメージが結びつきませんが、こうやって見ると、そんなダンスだったような気がしてきます。

そして、3曲目。
今度は3人。
両手に棒を持っている?
今度は何が始まるのか、と思っていると。

3人は後ろ向きに立つ。
音楽が始まると、その両手の棒をゆっくり揚げていく。
と。
その棒には、衣装のプリーツスカートと同色の布?がついていて、昔いた歌手を思い出させる。
ジュディ・オング?的な。

踊っている人の腕より少し短い程度の棒をしっかり伸ばしてみると、かなりの長さになる。
良く見ると、衣装の首飾りとおもいきや、そこからヴェールのような布がついている。

その長さで蝶々のように両手を広げ、踊るのですから、確かに3人踊るのが限界かな、と思うくらいスペースを使っていた。
それでターンするのだから、見ている方も魅了しちゃいますよね。
あっという間に3曲目が終わる。

すると、大喝采。

立ちあがって拍手しているおじさんまでいた。


 


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